一夜一夜に人見頃

奇跡なんかいらない この手で掴みとるだけさ

拝啓 親愛なる嵐の皆様へ

 

CDデビュー、満20年、本当におめでとうございます。人間でいえば祝成人、といったところでしょうか。大人になったってことになるんでしょうか。わたしも気づけば嵐さんに出会った頃よりも大人になりました。なので嵐さんに出会って、大人になるまでの話を記念に書きたいと思います。※個人の思い出話なので、悪しからず!

 

 

 

嵐さんとの最初出会いは小学校2年生の頃。運動会でナイスな心意気に合わせて踊ったのが最初だと思います。当時両さんのエンディングなのは知ってたから、曲自体も知っていたけど、誰が歌ってたとか分からず、でもテンポとか明るさが好きでノリノリで踊った思い出があります。

 


その後わたしは小学校を転校しました。そこで仲良くなった友達と一番最初に盛り上がったのがドラマの話。内容は花より男子のことでした。主題歌が好きというとCDを貸してくれて(この時わたしは道明寺が主題歌を歌ってることを知らなかった)(「テレビに出るよ!」と教えられて楽しみにしてたら、「道明寺が歌って踊ってる……」と衝撃を受けたことがいまだに忘れられない)そこから嵐の曲と、嵐5人のファンになりました。


当時仲良くしてくれたNちゃんは、その時出たアルバムやシングルを焼き増ししてくれて、その中から途中下車PIKA★★NCHI DOUBLEROCK YOU、そしてLove Situationなど、名曲を知り、学校から帰ると毎回CDラジカセにセットして聴き、何て歌ってるんだろう?と必死に文字起こししていたのを覚えてます。Happinessカップリングとして入ってたStill...を聴いたのもNちゃんがくれた音源が初めてで、すごくきれいな歌でめちゃくちゃ衝撃を受けました。(英和辞典使って初めて意味調べたのもこの時!当時のわたしには「意味:未だ、なお」なんてよく理解できなかったけど、もう理解できる年齢になってしまったな〜〜)

 


中学に入って、Nちゃんとはバラバラになったのだけど、同じ学年に嵐にめちゃくちゃ詳しいSちゃんという子がいて(会員番号の前に00が付いてないぐらいの、言うなれば古参)、その子が事あるごとになぜか色んな情報とCDを貸してくれて、お小遣いが少ないわたしは本当に助けられました。あとたまにEちゃんも貸してくれました。SちゃんEちゃん中心にそこから部活・クラス以外の友達の輪が広がって、楽しい中学生活を嵐と共に送りました。


手紙交換が流行った頃、わたしたちの間で流行ったのは『この歌詞はどの歌のものでしょう?』というクイズ交換でした。Sちゃんは未発表曲まで入れてくるから、めちゃくちゃ解くのが難しかった!(ペンの指す方向とか当時知らないからね!)プール見学の時に解いてたら先生に怒られた記憶もあります。今みたいにスマホで調べられないし、iモードは高いし、ていうか携帯持ってないし、結局家に帰らないと調べられなくて、お互いもやもやしながら解いてました。


中3になると志望高校までの偏差値が足りず、毎度模擬テストでいい結果を出せず、落ち込みながら塾に行く。そんな全然楽しくない日々の中で一番聴いたのがもう一歩、周りには「暗すぎる!」とか言われたけど、後になるにつれてどんどん陽が差してくるように感じていたから、大丈夫だと言い聞かせ、それで結果無事志望校に合格しました。

 


高校ではわたし以上の嵐オタクがいなかったけど、嵐きっかけで仲良くなったS氏ができて、一緒にうちわを作ったり、カラオケの締めは必ず言葉より大切なもの(しかもハモリ付き、総立ちで歌うのがお決まり)、誰かが「サマー?」と言ったら「スプラーッシュ!」と手を挙げて返す、みたいなくだらない毎日過ごしてました。運動会ではフード付きタオルがめちゃくちゃ役に立ったし、昼休みは片耳ずつイヤホンをしてイントロドンをしたりもしました。TBSへ行ってマネキンファイブの投票に行った時は、赤坂という街にドキドキしていて少し緊張したり、安くて騒ぎまくれる上野のめちゃくちゃ安いカラオケ屋さんではフリータイムギリギリになるとオーナーが直々に「気をつけて帰るんだよ」なんで言ってくれたりもした。部活の大会申請に行くために大きな橋をチャリで渡る時、なぜか嵐の歌を歌いながらできるか?なんてマネージャー同士でチャレンジして「もう無理!」「サビ過ぎちゃったよ!」なんて挑戦してみたり。


初めて嵐さんに会えたのも高校生の頃。初嵐、しかも国立・アリーナ。夢みたいだった。10周年の時、グッズだけ買いに行って、一瞬だけ外に向かって手を振ってくれた5人が目の前で歌って踊ってる。隣を通ってくれたりする。もうびっくり!DVDで観たやつだらけでドキドキが止まらなかったです。翔くんは手を上に上に振って、ボルトポーズしてくれなかったけど、それに落ち込んだけど、それでも楽しかった。フワフワした気持ちで帰った。本当に嬉しくて楽しかった思い出です。


翌年の大学受験の時に一番聴いたのはDo my bestでした。あとナイスな心意気サクラ咲ケも必ず聴いてた。プレイリストを作って永遠聴いてじぶんを励まして、志望校には無事合格はしました。だけど頻繁に、言葉より大切なものはこの子たちと歌えないんだなぁ、なんて落ち込んだりもしました。

 

 

大学は暗黒期!話す内容が同級生たちと全然合わない、仲の良い友達らしき人はできたけど、なんか違うを抱えているから、より一層嵐と、ジャニーズ全体にのめり込んでいった感じです。(この頃はまーじで自分の学力に合った大学選べば良かったって思った)(大学生になんてならなきゃ良かったとも思ったよ)(これから大学生になる人たちには下のレベルに逃げちゃダメだと大声で言いたい)


でも最大の救いになる、嵐の15周年に立ち会えたことがめちゃくちゃ思い出です。大学1年生の時にハワイでコンサートをするという話を聞き、初めてのバイトをして資金を貯め、5泊7日の嵐だらけのハワイ旅行をしました。めちゃくちゃ楽しかったし、一生の思い出です。傾く夕陽の中で歌うマイガールEverythingは死ぬまで忘れないだろうなぁ。ヘリコプターに乗ってるなんて思わないから嵐はどこにいるんだろう?なんて考えてしまったり、自分が勝手に「ハワイっぽい」と思って作ったセトリはことごとく違くて、お祭り騒ぎと履き違えていたことに反省する一方、15周年の重さと大切さを全身全霊で感じられたとても素敵なコンサートでした。周年の重みってきっとファンが思ってるよりも本人たちが思ってる方がとてつもない重量なのかも知れない。そう想像できてしまい泣いたあの日。死後の良い土産ができました。会場全員で歌った、A・RA・SHIは最高でした。歌いながらヘリコプターを見送る一体感がすごく好きだったけど、いつまでも終わって欲しくなかった。でも海に向かって旅立つ嵐5人がたまらなく格好良くて、大好きな嵐だった。


最暗黒期になる大学4年生も嵐とともに(また違うジャニーズもたまに)乗り越えました。大学受験時に作ったプレイリストを4年ぶりにまた永遠再生してじぶんを励ましてました。「仕事の中で必ず櫻井翔さんに会う」という目標を立て、結果第一希望の会社に就職できました。今は正直分からない、タイミングが合わないだろうな〜〜と思ってるのが本音だけど、叶うまでの勇気と実績を蓄えるのが本当に本当に大変だろうけど、いつか仕事の中で、必ず翔くんに会う。それを目標に業務に励んでいます。

 

 

 

去年嵐5人が下した決断、「2020年12月31日をもって嵐の活動を一時休止する」というもの、は、正直、まだ全然実感もなく、いや、実感は少しあるけど、実感したくなく、信じていない部分も多かったり、とにかく嫌だという気持ちがとてつもなく大きいです。でも、今年の24時間テレビで相葉ちゃんが手紙で言っていた、

休止と書いてパワーアップと読むと思ってます

近い将来またグループ活動しようね

この5人で絶対にトップになろうね

という言葉がある限り、大丈夫だと信じたい。だってわたしの人生には【】という5人の存在は必要不可欠で少しだけ離れたとしても、充電満タンでまた集まった5人にはまだまだ新しい景色を見せてもらわなきゃ困るから。本当に本当に困るから!


それにまだ今年も来年もある。今日の会見で発表してくれた事たちは相変わらずすごい規模で、さすが嵐としか言えなかったし、本気で多くの人たちに観てもらおうという工夫だったり熱意だったり愛が込められてるのが嬉しかった。倍率とかちょっと色々考えてしまうけど(笑)、でもとにかく嬉しい。個人的には初めて嵐に会えた国立に、また嵐が帰って来る。それがいちばん嬉しい!

 


わたしはいつになっても、国立の外に向かって手を振ってくれた10周年、ヘリコプターから手を振ってくれた15周年を忘れません。そして今月末にはいよいよ改めて20周年をお祝いしに、東京ドームに行きます。

去年の5×20は曲を聴くたびに色んな思い出が蘇ってきて、とにかくどの場面でも泣きまくっていました。わたしの人生、本当に嵐に助けられてばっかだったな、そして同時に色んな人にお世話になったな、なんて思って泣いて、わたしここまで生きてこれて良かったな、なんて思いました。すごく重たい話だけど、でも事実はそうで、嵐がくれるパワーがどれほどわたしの背中を押してくれたのか、それをいま肌で実感できていることが本当に嬉しかったです。

演出面やセトリに関してはちょくちょく噂を聞くけれど、そんなこと正直どうだっていい。あの場所にいる5人を祝えるのなら、もう本当にどうだっていい。めちゃくちゃ楽しみです。

 


散文になりましたが、とにかくの、全身全霊の愛を込めて。

 

嵐の皆様!CDデビュー満20年!本当に本当におめでとうございました!!!!!これからも!一生!ついていきます!!!!!

 

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‪p.s.Turning Up聴きました。明るい曲のはずなのに正直涙が止まらなかった。ただただ涙が止まらなかった。こんな幸せな仕打ちあります?今日だけでどれだけ幸せな思いにさせられたか。苦しくて嬉しくて幸せで、とにかくわたしは嵐が大好きです。こうしちゃいられない、末代まで追いかける、と思いました。ので、今後ともどうぞよろしくお願いします!‬!!!!